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  • 執筆者の写真アンポンタン

更新日:2018年3月20日

 今も腰痛に苦しむ人は多くいます。以前、”腰痛を引き起こす原因”についてはお話ししましたが、構造上の問題が大きくあります。それを以下に示します。

    出典(図1):http://ma-35.blog.so-net.ne.jp/2012-12-10

 図1左の”猫背”によって、腰椎がまっすぐになってしまい重力や体重などの縦にかかるストレスが通常よりも大きくなります。通常は腰椎が図1の真ん中の”正常”のように若干湾曲(後ろにそって)しています。この湾曲が縦にかかるストレスを減らしてくれます。しかし、図1右の”反り腰”のように湾曲が大きくなりすぎても、直接的に腰椎のストレスが大きくなっていきます。”猫背”の人は腰だけではなく、首や肩にも問題をおこしやすくなります。その”対処法”は以前にもお話ししました。では”反り腰”の人はどうやって対処したらよいのか?まず”反り腰”になる原因を以下に示します。

        出典(図2):http://www.youtuunaoru.com/

 図2のように太った人、妊娠した人は共通してお腹が大きくなり、その重みで”反り腰”となり腰痛を発症する可能性があります。妊娠した人は、出産後にお腹の重みが減るので腰痛が改善しやすいですが、肥満による下腹部の脂肪はなかなか落ちません。そういった方は、糖質カットの食事療法に加えて以下に示す腹筋運動を20~30回を週3回以上実施することをオススメします。お腹の脂肪(重み)を減らす食事療法と腹筋運動を一緒に行っていけば、約2週間ほどで痛みが減ってきます。


出典(図3):https://blog.goo.ne.jp/triarrowstar/e/ef0db1565610db98b802fdbfe78af17c


 さらに”反り腰”の人は妊娠や肥満など、長期間その姿勢で固定されていたために筋肉も固くなってしまいます。特に骨盤にある”腸腰筋(ちょうようきん)”という筋肉が”反り腰”をより強めます。腸腰筋を以下に示します。


   出典(図4):https://stretchpole-blog.com/iliopsoas-stretch-8796

この”腸腰筋”が固くなったことを確かめる方法があります。それを以下に示します。

        出典(図5):http://blog.akasei.net/?page=16

 図5のように上を向いて横たわり、右脚をかかえて左足はのばしておきます。左の腸腰筋が固くなっていると、図5のように左脚のももが床から離れて浮いてきます。もう片方の脚でも繰り返します。これを”トーマステスト”といいます。このテストで腸腰筋が固いことがわかったら以下のストレッチを行いましょう。

 出典:(図6):https://www.relaxweb.co.jp/sp/salon-blog/2016/02/13/2022/


 図6のように約20~30秒ずつストレッチを行います。これを毎日行えば少しずつ腸腰筋は柔らかくなっていきます。時間帯としては、お風呂上りもしくは寝る直前が良いでしょう‼

このような方法で、腰痛を改善させていきましょう。

 しかし、これでも治らないという方のために、次回さらなる対処法をお話しいたします(^^)/

               byアンポンタン

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  • 執筆者の写真アンポンタン

更新日:2018年3月14日

 腰痛を訴える人は身近に、もしくは自分自身で苦しんでいる方もいるでしょう。腰痛の対策はいろいろとあるものの、国民の中で腰痛を訴える人の数は減っていないのが現状です。では、なぜこれほどにまで腰痛に苦しめられる人が多いのか?それを少し考えてみましょう。


       出典:https://doctors-me.com/doctor/symptom/47

人は腰痛を引き起こす宿命!?

 腰痛が出現する要因は様々ですが、肉体労働、長時間続く同一姿勢(座りっぱなし、立ちっぱなし)、肥満体系、精神的ストレスなどがあります。これら多くの要因がありますが、構造上の問題が大きくあります。

            出典(図1):alon-nico.com/chiro/2244/

 図1のように人間は哺乳類で祖先はもともと4足歩行でした。両腕は前足だったのです。しかし、進化の過程で徐々に2足歩行になりました。これが腰痛のはじまりです。4足歩行のときは、常にお辞儀をしているような形で腰は前に曲がっています。2足歩行になってから、重力や上半身の重さを腰が背負うことになりました。そして、前に曲がっていた腰椎が2足で立つことで図2のように逆に後ろへ曲がる(反りかえる)ようになり、関節への負担が増しました。肥満でお腹が出た方は、お腹の重みでさらに腰椎が後ろへ反りかえります。

また、猫背の方も腰椎がまっすぐになりすぎて、重力や上半身の重さによる縦に加わるストレスを逃がせずに腰痛を引き起こしてしまう場合もあります。

    出典(図2):http://ma-35.blog.so-net.ne.jp/2012-12-10

 このように、進化の過程で腰痛を引き起こしやすい構造になってしまったのがそもそもの問題なのです。しかし、それであきらめる必要はありません。次回、それらに対する対処法を紹介いたします‼


              byアンポンタン

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  • 執筆者の写真アンポンタン

更新日:2018年2月28日

 ストレス社会、少子高齢化社会などいろいろなマイナスワードが飛び交う中で、皆さんは自分の将来に漠然とした不安をかかえていませんか?お金、時間、人間関係など、様々あると思います。そんな中でそれぞれの夢、目標、幸せなどを希望として前向きに行動している人もいるでしょう。しかし、どちらにしても皆さんが忘れがちなのは自分自身の”健康”ではないでしょうか?日本人は世界でも上位を占める長寿国であることは皆さんもご存知でしょう。しかし、日本人が死亡するまでの”寝たきり期間”はどれくらいあると思いますか?それは男性で約9年、女性で約13年です。つまり、いくら寿命が長くても約10年くらいは自由にやりたいこともやれない可能性があります。”人生=-10年”と考えるのは寂しいものですね。では、忙しい現代において、あなたの”健康”に役立てる簡単な方法をお教えいたします‼

有酸素運動は”魔法の薬”

 ここで、皆さんにオススメさせていただきたいのは”有酸素運動”です。聞いたことがある方は多いと思いますが、実際に行っている方は少ないでしょう。有酸素運動とは、簡単にいうと「じんわり汗をかき、息が上がらず、会話しながらできる程度の運動」のことです。つまり、”爽快な運動”ということです。この、有酸素運動はとにかく凄いのです!!

 これを行うと、がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、うつ、痛み(慢性疼痛)、肥満(ダイエット)などの予防・治療効果があります。がん、心疾患、脳血管疾患は日本人の死因の1~3位に入りますのでこれらへの予防・治療効果があるというのは皆さんの寿命を延ばせる直接的な手段になるかもしれません。さきほども述べました”寝たきり期間”を限りなく減らすこともできるでしょう‼さらに、この有酸素運動は薬剤などをつかう通常の治療とくらべて、副作用がありません。人が運動するということは自然なことですからね。これだけの効果があって、副作用がないというのはまさに”奇跡”‼それゆえに有酸素運動は”魔法の薬”といわれているのです。

有酸素運動にはどんなものがあるか?

 有酸素運動には、ウォーキング、ジョギング、ヨガ、エアロビクス、水泳、ゴルフなどがありますが、この他の運動であっても「じんわり汗をかき、息が上がらず、会話しながらできる程度の運動」に負荷を(休憩などで)おさえれば有酸素運動といえます。すでに、これらの運動習慣があるという方はそれを続けていただければよいです。しかし、さきほど述べたような効果を確実に得るには、1日連続30分間、可能であれば週に3回以上の頻度で行うことが理想的です。



あとは有酸素運動を生活習慣に入れるだけ‼

 とはいっても、ほぼ毎日、1日30分時間をつくるのは大変でしょう。ヨガやエアロビクスなどはお金もかかりますし、できるだけお金もかけずに簡単にできるほうが良いですよね。

 そこで最もとり入れやすいのは”ウォーキング”でしょう‼「1日に30分くらいは歩いているよ」という人は意外に多いかもしれません。しかし、ウォーキングで有酸素運動の効果を得ようと思うと、週5日ほど連続で30分を”はや足で歩く”必要があります。難しい方は”3分はや歩き”で”1分おそ歩き”を繰り返して合計30分、ただし、止まらずに行うことをオススメします。皆さんは、このウォーキングを生活習慣に取り入れることができるでしょうか?朝早く起きてから?それとも仕事を終えてから?

 一番良いのはストレスなく行えることですね。例えば毎日満員電車に乗って通勤している方であれば、職場の何駅か前に降りて歩いてみるというのもいいでしょう‼満員電車のストレスからも解放されますし、有酸素運動後は”気分もスッキリ”する効果がありますので午前中の仕事がサクサク進み、はかどるかもしれません。こんなふうに、無理がなくコツコツ行うことが知らない間に生活習慣に加えられる方法だと思います。あとは続けることが重要ですから、携帯のアプリを使用して歩数や消費カロリーなどを記録するとモチベーションも上がるでしょう。”習慣”というのは6か月続くことをいいますが、まずは1週間、その次は1ヵ月というように少しずつ簡単な目標を立てていきましょう。

 皆さんが”健康”であることが日本の未来を明るくするカギになると思います。是非、運動習慣をとりいれてみてくださいね‼





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